
川沿いにたたずんで、のんびりするだけで、
時間がゆっくり流れる感じがして癒される。
そして、ゆったりとその小道を歩くと、新たな発見があり、
もっと好きになるのが、古い街の良さである。
あれ、おじさんたちの賑やかな声が路地裏から聞こえる。
なんだろうと覗き込んでみると、
「ああ〜、心までスッキリしそうだーー」
「そんなに気持ちいいかね、わしも入ってみるか!」
二人のおじさんが、小川で少年のようにはしゃいでいる。

私に気づいた一人が話しかけてきた。
「そこの若者もどうだ、気持ちいいぞー」
仲間に入れてもらっていいですか?
それじゃボクもご一緒させていただきます、
と靴下を脱いで、さっと足を入れてみた。
お〜〜、つめて〜、あまりの冷たさに足を引っ込める。
「富士山の雪解け水だからのー、冷たいだらー、ハハハ」
それをはじめに言って欲しかったですよ。
多くの文豪たちを癒したのは、本当のところは、
こんな心の触れるような、透明な『水場』ではなかったか、
と私は密かに思っている。
撮影編集:inazawa
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