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【コラム】午後2時30分 営業準備中[inazawa]
また遅いランチを探し歩いている。
角を曲がると、営業中という看板を見つけ、
安心して喫茶店に入ろうとする。
いえ、準備中と書いてある。
足が止まる。どっちなのだ?
ちょっと腹が立ったが、お腹がぺこぺこなので、
勇気をもって入ってみることに・・・

カランコロン♪
「いらっしゃい」。
バリトン(バス以上テノール以下の音域)の効いた
太い声がカウンターの奥から聞こえてくる。
ホッとして、入り口近くの窓際の席を選ぶと、
バリトンマスターが灰皿だけ置いてさっさと遠ざかる。

客は私を含めて3組。
はす向かいの60歳代と思われる彼は、
なんとテーブルに埋め込まれたマージャンゲームに夢中。
ふた山に綺麗に積み上げられた100円玉に、
彼のプロ意識を見た。

奥のカウンター近くの席では、おじいちゃんと孫らしい二人が
お母さんの誕生祝いの相談をしている。
「ケーキはチョコレートと生クリームと、おじいちゃんは
どっちがいいの思う?」
「・・・」
おじいちゃんに分かるわけないだろ。

「何にしますか?」
ゴツンと荒っぽく氷水を置いたバリトンマスター無表情に、
ナ、ナポ、ナポリタンをお願いしてよろしいでしょうか?
緊張してしまった。
言葉は丁寧語だけど、なぜか命令に聞こえた。

カランコロン♪
あら、また70歳代の男性客がひとりご来店。

1970年代。1回100円の代金でゲームを楽しめるテーブルゲーム機、
特にインベーダーゲームが一世を風靡した。
当時小学生だった私も、近所のお兄さんにつれられて、
子供が入ってはいけない大人の世界に迷い込んだような気がしていた。
同時に、何かを期待せずにいられないワクワク感があった。
子供にとって、喫茶店は贅沢を楽しむ大人たちの社交場。

この店では、私はまだ大人の世界に入れないようだ。
ここは、時の流れなんてこれっぽっちも気にしていない、
独自の世界を大切にし続けている正統派喫茶店なのだから。

カフェーレストラン ウイーン

撮影&編集 イナザワ

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